奈須きのこの話

(私は奈須きのこにそれほど興味がないので,あんまり知らない)

mattune氏
「あれ?山田風太郎って割りと文学じゃないかw」

まぁ,系風だったり,似ている・意識しているだけでは文学にならんから大丈夫でしょう(また,山田風太郎をそのまんま文学…として認識するのも違う気がするw).

個人的な奈須きのこの評価

先にも書いたけど,設定が山ほどあるのは”永野護士郎正宗”の血.彼自身,どっかのインタビューだったかで,FSSを目指しているといった旨を語っていた(オリジナルには遠く及ばないと思ってるけど).
荒唐無稽な能力が腐るほど出てくるのは”山田風太郎”の血.奈須きのこの作品で一番面白い能力だと思ってる,琥珀翡翠はまったく山田風太郎のキャラ(姉妹の忍者で侍女.唾液を飲ませることで若さを保つことができる能力者).


あと,「月姫羊のうたのパクリだろう(初期設定がほとんど同じ,ビジュアル的にも似てる.連載時期*1の関係でどの辺までパクってるのか微妙なんだけど)」って説もあって(結局どう決着が付いたのかしらんが),奈須きのこはそれほどオリジナリティのある作家ではないな…というのが私の理解である*2

羊のうたとは - はてなキーワード
高城一砂(たかしろ かずな)は幼い頃に母を亡くし、父の友人である江田夫妻のもとで暮らしてきた。高校生になった一砂は、ある日、美術室で八重樫葉(やえがし よう)と話している途中に貧血のような感覚を覚え、倒れてしまう。横になった一砂は夢を見た。小さな頃の夢だ。最近、そのような夢をたびたび見ていたことが気になった一砂は、記憶の糸を手繰るようにかつて両親と過ごした家のあった場所へと訪れてみた。
すでに無くなっているものと思っていた家は、意外にもかつての形のまま残っていた。一砂はそこで、一人の女性と出会う。それは一砂の実の姉、千砂(ちずな)であった。
そして一砂は、彼が江田夫妻に預けられた理由と高城家に伝わる「病」のことを千砂から聞かされる。まるで「吸血鬼」のように他人の血を欲するようになる奇異な病。その高城の因縁から遠ざけるために、病の兆候のなかった一砂は江田に託されたのだと言う。
しかし、まもなく一砂は自らが発病したのではないかと気づく……

コメントレス

>motunabetarou氏
>666さんは実は自分の日記にコメントしてほしくない!
いや……そんなことないですよ?うん.
あ…反論してもだめ…なのか…w

*1:http://fuyukan.ekakisan.net/shou0.html

*2:というか,そこで止まっている