ソ・ラ・ノ・ヲ・トを神戸守や日本神話や演出から見る

神戸守からソラノヲトを見る

クリムト

http://ecx.images-amazon.com/images/I/614P25KYKSL._SL500_AA240_.jpg]
このクリムトのパロティみたいな絵(みたいではなくパロディだけど)は神戸守作品ではエルフェンリートで既にやってる.

こんな感じw

変な画面分割


この二つの図はなんか変.
別に画面分割してるわけでないし,フェードインフェードアウトするわけでもないのに,同時に同じ顔が二つ映ってる.
これは神戸守監督が「電波的な彼女」で多用してた演出だったりする.

こんな感じに…….

出崎統だったら,こーゆー風に画面分割するところを,神戸守は画面を完全に区切るんではなくて,同じ画面のようにして見せる.

演出的なメモ


炎の乙女に関する説明をしてる辺りのパンの方向をまとめるとこーなる.
炎の乙女は上方向にパンする.
悪魔は横方向にパンする.
主人公が悪魔へ誘われるときは下方向に向かってる.
かなり分かりやすい差別化をしている.

日本神話

「ソ・ラ・ノ・ヲ・トは○○っぽい」まとめ ソラノヲトの多様性 - karimikarimi
ジブリけいおん!かんなぎストパン灰羽連盟ARIA
(中略)
けいおん!かんなぎらき☆すた、スト・ウィチ、宮崎アニメ

なんかでまとめられてるけど,このアニメはいろいろな読み方が出来すぎる.
で,日本神話も読み取れる.

アニメ感想メモ的な ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 1話 「響ク音・払暁ノ街」 感想
伝承を語るシーンの中盤で

 ・・・迷宮を脱出すると、巨大な蜘蛛の力で悪魔を倒し、その首を討ち取ります

 この「蜘蛛の力」の部分で、ノエルが整備している戦車のカットが入ります。この多脚砲台の戦車は公式サイトによれば「タケミカヅチ」という名前ですが、これをwikiで調べると日本の神様の名前で、

 イザナギカグツチの首を切り落とした際、十束剣「天之尾羽張(あめのおはばり)」の根元についた血が岩に飛び散って生まれた三神の一柱である。

 と、あります。確かに水中の巨大な「骨」は「首がない」し、また鳥類のように見えます。そういえば吉野弘幸さんが書いた舞-HiMEで「カグツチ」は巨大な鳥のような化物だったよなあ、ということにも気がつきます。神話関連を探るといろいろと出てきそうですが、今のところはうまくまとまりません。多脚砲台なので、蜘蛛が戦車なのは間違いないと思いますが・・・。

その他メモ

  • 巨大な蜘蛛=戦車
  • フクロウ
    • 主人公を悪魔と合わせたりしてる.なんか意味あるんだろうよ
  • 猫 = 主人公