ラブライブの穂乃果ちゃんに学ぶ『マネジメント』

ラブライブ5話見てて思った。この子本当に人を動かす・使うのがうまいなぁ〜と
というわけで、彼女の手練手管をまとめてみる。

うだうだ理屈をこねる奴には事後承諾

よく使う手ではある。
理屈こねて遅々として話が進まないって人がいる。
そーゆー輩を相手にするときは、もうその人がうだうだ言っても仕方がない状況を作る。逃げられない状況を。

「海未ちゃんがスカート丈でうだうだ言っている」→作ったあとで「もう作っちゃったし、時間ないし」で押し切ろうという、まさにの犯行。

人に役割を与えよ

マネジメントには、「働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなかればならない」とある。
これを天然系マネージャーの素質がある穂乃果ちゃんは、こうやって実践する。

恥ずかしがり屋の海未ちゃんには、「鬼」という役割を与えよ。


なかなか素直になれないニコ先輩には、「部長」という役割を与えよ。

実に素晴らしい人心掌握術。
素直になれない人間には、役割を与えて、仲間に入りやすくする。「自分たちにはあなたが必要です」ってアピールする。
これを幼少のころにナチュラルに実行してるあたり、穂乃果ちゃん相当なやり手である。

人の弱みは利用しろ

人の黒歴史の存在を持ち出し、色仕掛けで籠絡する。(色仕掛けはことりちゃんの役割らしい)

こいつら男を嵌めるときは容赦ないんだろうと思う。
ニートラップとか平気でやってきそう。
まぁしかし、これも人を動かす、生きた知恵である。

自主性も尊重せよ

海未ちゃんとかニコ先輩は、どちらかと言うと、自分の外側に理由を作る人間である。
「〇〇がダメ」「☓☓が気に入らない」って感じに。
しかし、1年生'Sは、自分を否定する。
自分の可愛さに自身が持てなかったり、家庭の事情を理由に夢を諦めたり。

そーゆー娘たちには、穂乃果ちゃんは積極的にアイドルになるように働きかけない。
それは、自発的な意志が無ければ、人は輝かないし、長続きもしないからである。

口説くときは照れない

「私、西木野さんの歌声大好きなんだ。あの歌とピアノを聞いて感動したから、作曲お願いしたいなぁ〜って思ったんだ」

このシーンの前後、穂乃果ちゃんは押したり引いたり、挑発したりと、圧倒的な交渉力を持って口説いているが
最後の最後は、素直な気持ちをぶつけている。これが西木野さんの心を動かしている。


実は、穂乃果ちゃんは、自身の真剣で素直な気持ちを照れずに言うことをあまりしない。
常にどこかふざけた感じで話している。
5話まで見てきて、恥ずかしくなるような台詞を真顔で話してるのって、ファーストライブの後、大見得を切ったシーンと西木野さん説得シーンだけのような気がする。

人ができる事は人に任せる

自分で出来ないところは人に任せる。出来る人に仕事を振る。
自分がやるべきことは、優秀な人材を急ピッチで集めて、適切に仕事を割り振ること。そう割り切ってアイドルをしている穂乃果ちゃん。


そして迷わないこと

悲惨な結果に終わっても、みんなが挫けてしまいそうになるシチュエーションでも
ブレないこと、諦めないこと、迷わないこと
まぁ諦めかけてはいたけど、それでも立て直した穂乃果ちゃん。

「いつか私たち、ここを満員にしてみせます!!」


マジ穂乃果ちゃん天才だと思う。
学ぶべきところが多いわ〜




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