ポストモダン

ポストモダン (Postmodern) はモダニズム近代主義)を批判する文化上の運動で、近代の行詰りを克服しようとする動きのこと。主に哲学・思想・文学・建築の分野で用いられた語。

リオタールによる定義
リオタールは『ポストモダンの条件』を著したが、彼によれば、「ポストモダンとは大きな物語の終焉」なのであった。

ヘーゲル的なイデオロギー闘争の歴史が終わる」と言ったコジェーヴの強い影響を受けた考え方である。例えばマルクス主義のような壮大なイデオロギーの体系(大きな物語)は終わり、高度情報化社会においてはメディアによる記号・象徴の大量消費が行われる、とされた。この考え方に沿えば、"ポストモダン"とは、民主主義と科学技術の発達による一つの帰結と言える、ということだった。
(引用:ポストモダン - Wikipedia)

漫画やアニメ、サブカルチャーを評論する時のポストモダンは“イデオロギーの時代が終わったのちにきた、共同体の中で物語を消費する時代”を表す言葉。
「共同体の中で物語を消費する時代」=「SF・ファンタジー・ミステリー等のサブジャンルで、各々の共同体で別々の物語が消費されている時代」