何故アイマスSPやよいシナリオは素晴らしいのか 〜響へ愛を込めて〜

とりあえず、あずさ、真、やよい、春香のストーリープロデュースを完走した。
(若干?ネタバレあり)


今のところ一番面白かったのはやよいシナリオ。

普通に、「よくできてる」。


765プロの方針(プロデューサーやファンや家族や仲間に支えられながらトップアイドルになる)と961プロの方針(王者は孤独でなければならない)の対立構図の中に、うまく響とやよいが配置されていて、いい感じ。

ミッシングムーンでの美希vsあずさは、個人的な感情のみで対立し合ってる感じになっているし、何故美希が961プロに所属して、何故黒井社長の言うことを素直に聞いているのかが良くわからない。
765プロを出て行った理由は、「高木社長が気に入らないから」程度のものはあるが、961プロに所属する理由が見当たらない。別に961プロでなくたっていいだろう…って感じで納得力不足を感じる。黒井社長の無茶苦茶な教えを素直に聞いているのもよくわからん。)


しかし、パーフェクトサンのやよいvs響シナリオは、その辺の対立が非常に美しい。
961プロに入らなければならない理由や、黒井社長の言うことを素直に聞く(信じようとしている)理由も961プロの方針と響の置かれている状況に求めることができるってのがすばらしい。


春香や真シナリオも基本的な部分はやよいシナリオと一緒なんだけど、それでもやよいシナリオがすばらしいと言えるのは、響の深い部分にまで降りていっているから。
響の動物好きなところが、やよいシナリオではちゃんとストーリーに生かされているし、沖縄に住む家族を捨ててアイドルを目指すために一人暮らしをしている(でも寂しいから動物をいっぱい飼っている)響と、5人姉弟の長女として頑張っているやよいが対比されている点なんかも得点高い。


パーフェクトサンではそれぞれ響と、春香は友達に、真はライバルに、やよいは姉妹(愛玩動物?)に、という関係になっていく話になっているんだが、このテーマ(?)を見ても、もっとも響の深い部分、根本的な問題に近づくことが許されるのはやよいだけだったりする。
いや、ほんとやよいシナリオは素晴らしいよ。

我那覇響のキャラクター設定

この響のキャラ設定(動物好きだとか家族との関係とか)はいつごろ決まったんだろうか?
アイドルマスターSPで初めて出てきた設定なのだろうか?それとも前からあった設定なのだろうか?


やよいシナリオでは、響のキャラ設定がすべて物語に直結している。
まぁキャラ設定自体が少ないけど、「綺麗に作ったもんだなぁ〜」と感心しっぱなしだ。
アイドルマスターという世界観ややよいというキャラ設定がすでにあるところに、よくこれだけはめ込めれたものだなぁ…と。


響というキャラクターをまず作ってそれから物語にはめ込んでいったというよりは、961プロ765プロの対立構図があって、その中で物語を考えていった結果、必然的に生まれてきたキャラクターのようだ。


(ちょっと褒めすぎだなぁ〜俺…)




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