西岸良平的な善意

一青 窈さんのPVがすごすぎる件について - 深町秋生の序二段日記
今回の一青さんの「受け入れて」はすごい。7分の大作にして、2分間(3分だった)曲が始まらない。メッセージや情念もたっぷりある。動画が見られない環境にある人は、近所のネカフェにでも走って見て欲しい。それぐらいの価値はある……かもしれない。

このPVのように「絶対化された善人」と思える人間(?)を登場させたり、まあ他のPVも貴族趣味っぽくて本当に吐き気がするのだけれど、邦楽界に蔓延するピュア思想とやらがどんなものかがよくわかる。

先のエントリでは,この他にも一部の人たちが吐き気を催すようなPVを二本紹介しているのだけれど,私はこの手の作品にも,PVにも,一青にもあまり興味がないので,「受け入れて」以外見ていない.
もちろん興味がないので,一青さんがどういった作品を今まで作ってこられて,どういったカルト的な宗教に傾倒されているのか知りません.


この「受け入れて」という作品………まぁ,一応あざとい作品に見えたことは見えました.西岸良平的な善意というか,なんというか(成功してないですけど)………


つか,これ計算して作ってるんじゃないんですか?これ本気なんです…か?
もし,マジなら,ある意味尊敬します.剛速球!テレてる様子が全くない!!


(私は,途中まで「苦しいなぁ〜う〜ん…」とか唸ってたんですが,犬が出てきたときに,「あぁ,これか」と,「これ買って帰って”虐殺”するか,”食べちゃう”んだね?」と自然に思考してました.別に奇抜な発想でも何でもなく,むしろ平易で自然な展開を予想したつもりだったので,肩透かしを喰らったような感覚に襲われました)