ポストモダニズム

芸術・文化の諸分野で、近代主義の行き詰まりを打開しようとする動向のこと。建築やデザインにおいては、装飾の比重が高まり、過去の様式が自由に取り入れられるところに特色がある。脱近代主義

機能性・合理性の追求に傾斜した近代建築を批判的にとらえ、建築デザインの自由な様式・造形を求める動き・思想。しばしば復古的歴史様式をとることもある。1970年代半ばから提唱された。
ポストモダニズム - 独学ノート)

この概念は、後にポストモダンという言葉で定着した。

しかし東浩紀は「動物化するポストモダン」で以下のように述べている。

ここで混乱しないでほしいのだが、この「ポストモダニズム」というのは、前述のポストモダンとは異なる概念である。ポストモダンとは七十年代以降の文化的世界を漠然と指す言葉だが、ポストモダニズムのほうは、ある特定の思想的立場(イズム)を指す言葉であり、はるかに対象が狭い。
[中略]
日本のポストモダニズムは、流行思想としては、「ニューアカデミズム」と呼ばれることが多い。
動物化するポストモダンp29)

興味のある方は、同書を参考にして調べて貰いたい。