タユタマ 11話で使われたスローパン・スロースピン・スローズーム

タユタマ 11話はどーみてもエヴァンゲリオンな精神世界で口論した挙句,「おめでとう.おめでとう.」ってする話だったんだけど(意味不
その中で,すっごいゆっくりカメラが「スピン(回転)」「パン(平行移動)」「ズーム(拡大縮小)」する演出が使われてました.
演出意図は私にはわかりませんでした.

スロースピン


GIFアニメにしたら,それなりに解りやすくなったけど,微妙に回転している.
下のパン・ズームにも言えることだけど,背景が黒いからカメラが動いていることがわかりにくい.
つか,なんで静止させなかったんだよ.
スピンさせるならさせるで,なんでこんなに微妙な動かし方をするんだよ.


普通に考えると,サブリミナルな効果(不安にさせる.安定してない感じを出す)を狙ってるのかな〜とか考えたり.(これらのシーンは,精神世界で口論し合ってるところなので,キャラクターの内面が揺れ動いてる)

スローパン


カメラの動きって,大雑把に「スピン・パン・ズーム」に分けられるわけだ.
その3つの動きをちゃんと使ってる.
この辺にも意味があるのかねぇ?

スローズーム


このスローズームは下図のシーンでも使ってる.
全体を通しての印象だけど,静止する画面を嫌ってるって感じがしなくもない.(検証してないけど)
(静止画です)
あっ,今発見したけど,下図のシーンは静止した画面(スピン・パン・ズームしてない)を使ってる.(画面が静止してるのは珍しいんじゃないかな?今回の話では.)
(このシーンは,精神世界で対立していたアメリましろが和解する…ってもので,物語的には重要なシーンである)
(静止画です)
この「静止している」ってのになんか意味付けしてたりするんだろうか?