昌鹿野リスナーが非昌鹿野リスナーの彼女に昌鹿野世界を軽く紹介するための10回

アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本


まあ、どのくらいの数の昌鹿野リスナーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「アニラジリスナーではまったくないんだが、しかし自分のアニラジ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない昌鹿野の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、アニラジリスナーの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、昌鹿野のことを紹介するために聴かせるべき10回を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にアニラジを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)


彼女の設定は

アニラジ知識はいわゆる「小森まなみ」的なものを除けば,林原めぐみ国府田マリ子程度は聴いている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

初の生放送(第11回)

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「生放送以前」を濃縮しきっていて、「生放送以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さも第一部1時間,第二部2時間だし。
ただ、ここで昌鹿野トーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な生放送について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、昌鹿野側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。

3大天女(能登麻美子白石涼子加藤英美里

アレって典型的な「小野坂ファンが考える小野坂昌也が嫌いそうなアイドル声優(そうファンが思い込んでいるだけ。実際は全然そんなことない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
アイドル声優としてはこの3人は“天女”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

鹿野優以

ある種の処女好きが持ってる処女性への憧憬と、小野坂昌也の処女的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも昌鹿野な
「童貞的なださカッコよさ」を体現する小野坂昌也
「童貞的に好みな女」を体現する鹿野優以
の二人をはじめとして、処女好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

日本ちOこサミット(第44回)

たぶんこれを聴いた彼女は「公開セクハラだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の企画はそれほど珍しいことではないこと、これでラジオ関西が変態パーソナリティーの間で大人気になったこと、
工口工口というアニラジになって、それがラジオ関西以外に輸出されてもおかしくはなさそうなのに、
ラジオ関西以外でこういう番組がつくられないこと、なんかを非昌鹿野リスナー彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

レマン湖ボイスサンプル

「やっぱりアニラジCDは金儲けのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「集まれ昌鹿野大全集2〜恋〜」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、このCDにかける小野坂の思いが好きだから。
ただの「おにいちゃんCD」のパロディなのに演じに演じきってそれでも94種類、っていう数が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「ネタ」ということへの諦めきれなさがいかにもだなあと思えてしまうから。

国広正夫

今の若年層で国広正夫の面白トークを聴いたことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
ラジオ関西の哲学とか「生だから仕方がない」とかはこの人で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの人物が支社長だったんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくラジオ関西好きとしては不思議に誇らしい。

小野坂昌也

小野坂の「笑い」あるいは「下ネタ」を昌鹿野リスナーとして教えたい、というお節介焼きから、ということではなくて。
「終わらない思春期を毎日生きる」的な感覚が昌鹿野リスナーには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ『ヤングヤングヤング』最終話はレマン湖スペシャル以外にあり得なかったとも思う。
「童貞化した日常を生きる」という昌鹿野リスナーの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「昌鹿野リスナーの気分」の
源はレマン湖スペシャルにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

昌鹿野※騒動(第78回,第79回,第80回)

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうリスナーに挑戦的の企画をこういうかたちでラジオ化して、それが非昌鹿野リスナーに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

昌鹿野漫画部(紺野あずれ忠臣蔵之介

9回まではあっさり決まったんだけど10回目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に昌鹿野漫画部を選んだ。
生放送から始まって昌鹿野漫画部で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、エロ漫画家同士の交友関係は
聴いていて微笑ましくもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他に企画がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10回目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。


「駄目だこのリスナーは。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。