アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-について


が凄過ぎて,鼻血が出たので(血迷って)何か書きたくなった.

ロングとアップの対比とカット数

8:40秒から始まる亡國覚醒カタルシスは,9:28秒までアップショットが一切使われていない.
(8:41)
9:07秒あたりでちょっとカメラが寄るもののそれでもフルショットまで近づかない.
(9:08)
徹底してロングショットが使われてる.


で,盛り上がるサビから一気にアップショットを多用する.
(9:28)
う〜ん,気持ちが良いね.
加えて特筆すべきはカット数の少なさ.
9:28秒から9:43秒までカメラは揺れてたりズームしていたりしているものの1カット.
アップショットを多用してるから,引っ張られる形でカット数も多くなるかと思いきや,非常に抑制が効いてる.
カット数で動きを出すのではなく,カメラの位置だけで静と動の対比を演出してるのは上手い.つかかっこええww

繰り返し使うカメラ

阿修羅姫でたくさん使われてたカメラの位置について.

2:56から4:27の間(阿修羅姫)…たぶん,80%以上このカメラから撮った映像の時間だったんじゃないか?
それくらい多用してた.
カメラ自体は揺れてたり傾いてたり,微妙にパン・ズームしてたりして忙しないし,カット数も決して少ない方ではないのだけれど,このカメラ位置を中心に展開させているためか,落ち着いている印象になってる.
こーゆー抑制の使い方もあるのか.

雑感

やっぱり,最近のアイマスMADの騒がしさ(カット数が多かったり,カメラがやたらとパンしたり,基本的にバストショット以上で構成されていたりだとか)に対して逆行する動きってのはあっていいと思う.
少なくとも,このMADの亡國覚醒カタルシスと阿修羅姫はその例として理解してよいのではないか?


個人的には,固定カメラを多用した面白いMADにめぐり合いたいものだなぁ〜って思ってる.
あと長回ししてるアイマスMADとかどっかにないかな〜
(このMADもそうだけど,基本的にアイマスMADはカメラが動いてる印象がある)
(つってもそんなに数見てないから,すでにあると思うんだけどね)