アヘ顔論壇の誕生

以前書いたアヘ顔の歴史 - WebLab.otaがさまざまな反響を呼び,徐々にではあるが,「アヘ顔論壇」と呼べるものが誕生しつつある.
今回は現在のアヘ顔論壇の状況について整理し,またアヘ顔論壇者がこれからやらなければならない仕事について書きたいと思う.

アヘ顔の歴史について

アヘ顔の歴史 - WebLab.otaを受けて

アヘ顔の年表(エロゲ版) - 暇人の駄文

なんてものが出てきている.また

http://stack-style.org/2008-12-28-02.html
えろまんがにおける白目剥きは、少なくとも1980年代までは遡れるはず。番外地貢がもうやっているし、ニードルでおなじみの矢追町成増先生もやっていたかもしれない。当時としては、女性の快楽をあらわすより、無残さを強調する表現としての側面が強かったように思うので、少女無残・拷問系の作家さんや、鼻フックなどを使う顔面破壊系の作家さんをたどれば、ほかにも例が発見できるかも。

なんて貴重な知見が集まってきている.


アヘ顔の歴史については今後も本ブログで調査していくつもりである.
アヘ顔年表 - WebLab.ota

アヘ顔の定義について

どういった顔を「アヘ顔」とするのかはアヘ顔論壇にとって非常に重要な部分である.
前回はアヘ顔を

  • 目が白目を剥いている
  • 舌がだらしなく出ている
  • 汁気がある(涙でも鼻水でも精液でも唾液でも)

アヘ顔の歴史 - WebLab.ota

と単純に定義したが,集合論によってアヘ顔を定義しようという試みも行われている.

イキ顔にみる、表情としてのアヘ顔の位置 - karimikarimi

武田弘光:「ゆるみ∧舌出し∧レイプ目∧白目∧イキ顔」でアヘ顔

このように「アヘ顔とは何か?」という問いに対して誠実に向かい合う必要がある.

アヘ顔の魅力について

「アヘ顔は何故魅力的なのか」を考え,また,「アヘ顔が如何に魅力的であるか」を広く世間に語っていくことが我々アヘ顔論壇者にかせられた使命であると私は考えている.
そういった活動をしていかなければならない.


その代表的な活動として,アヘ顔を通してみる、イキ顔の考察がある.

アヘ顔を通してみる、イキ顔の考察
今その「アヘ」が支持されている背景には何があるのか?
武田弘光氏の「ツンデロ」的用法としての「こんなにだらしない顔をして感じているなんて、なんて下品な女なんだ!」という侮辱プレイ的用法、もしくは気を失うぐらい感じた!というより激しい快感度を表す手法としての「アヘ顔」の2つが考えられる。あと、3つめとしては「ネタ」である

耐アヘ顔性について

「アヘ顔が気持ち悪い」とか「怖い」といった反応を示す人たちがいる.
そういった嫌悪感や拒否反応について考えていかなければならない.
このアヘ顔に対してネガティブな印象を持つ人たちについて,既にアヘ顔を通してみる、イキ顔の考察で考察がなされている.

アヘ顔を通してみる、イキ顔の考察
これは、オープンなセックスというか、感じるときの表現を大げさにしがちな外国人特有のアヘであると言えよう。逆に日本は「恥じらい」という言うものを「美徳」「興奮」の要素としてとらえてきたポルノ文化があり、そういう意味であまり「アヘ顔」支持者が多く出ていなかったのではとも推測できる。

今後も,このような考察を続けていかなければならない.

おわりに

アヘ顔論壇はまだまだ未熟である.
我々の前にはやらなければならない仕事が山のようにある.
「らめぇ〜」などとは言っていられない.



むらかみてるあきの変遷とアヘ顔の先の話 - WebLab.ota