NS2で無線ネットワークをシミュレート ver2

nodes: 10, max speed: 30.00, max x: 600.00, max y: 600.00という環境(setdestで作った移動シナリオ)で,適当に作ったコネクションシナリオを走らせて遊んでみた.(シミュレーション時間50s)

AODV

Pause time 0

0.979022325=5087/5196
0.972737389=5245/5392 (コネクション数が多い)

D

Pause time 50

0.970645037=2513/2589
0.970512453=3390/3493 (コネクション数が多い)

D

DSDV

Pause time 0

0.982930992=4031/4101
0.979800272=4317/4406 (コネクション数が多い)

D

Pause time 50

0.964761905=2026/2100
0.969952735=2873/2962 (コネクション数が多い)

D

雑感

同じ移動シナリオ・コネクションシナリオ使っている「AODV Pause time 0とDSDV Pause time 0」,「AODV Pause time 50とDSDV Pause time 50」で何故PDRに差が出るのかな?
もちろんプロトコルが違うからなんだけど…これって正しく結果出てるのか?

NSシミュレーションを使ったモバイルネットワーク
今回の実験で用いたAODVは通信エリアをOnDemandに探索するため、ノードの移動に対して有効に働き、常に最適な経路を計算した。そして、通信が切断されても再度、中継ノードを経由して、経路が作成できることがわかった。
(中略)
 一方、DSDVも中継ノードを介して通信を行うことが確認できたが、通信経路の変化には有効ではないことが確認できた。また図11で送信ノードの移動が終わったあとに伝送速度が多少上がっているので、ノードが移動することにより伝送速度が下がることも確認できた。

なんてあるけどさ.移動性が高いとき,AODVはDSDVに敗けてるんだけど…逆に低いとき(止まってるとき)勝ってるんだけど…引用先の実験は伝送速度とかの話なわけなんだけど,アルゴリズム的にも…この結果おかしくね?
もうちょっと移動性シナリオの種類増やして実験してみないとわからんな.
しかし,もう遊びすぎ.そろそろプロトコルの拡張とかモジュールの実装とかに進まないとまずい.