目の悪いキャラの主観ショット 真・恋姫†無双〜乙女大乱〜 第3話

第3話がすげー面白かったから感想をば

目も悪いキャラの主観ショットは分かりやすい


目が悪いキャラの主観ショットはボヤけている.すげー分かりやすい.
つまり,ボヤけてないショットは主観ショットではない.


とするなら


上図の右側,下図の左側のショットは,どちらも「主観ショットではない」となる.
一見すると,呂蒙から甘寧を見ているショット・呂蒙から孫権を見ているショットに見えなくもないが,ボヤけてないので違う.


ってだけじゃなくて,若干だけど,呂蒙の主観ショットからズレたところにカメラがある.
上図であれば,主観ショットから右にカメラがある(甘寧がカメラ目線ではなく,若干左の方を向いている).
下図であれば,主観ショットから左にカメラがある(孫権がカメラ目線ではなく,若干右の方を向いている).


さらに,これを加えると分かりやすいけど,呂蒙が写っているショットも,甘寧から呂蒙を見ている・孫権から呂蒙を見ているショットに見えそうだけど,若干ずれてる.

主観ショットを丁寧に使う

目が悪いキャラの主観ショットはボヤける.主観ショットであることが明示的になってしまう.
そのため,いつもならキャラをカメラ目線で撮ってしまうところを,気を使った……
(向い合って話しあっているようなシュチュエーションで,カメラ目線でキャラを撮ると主観ショットっぽくなってしまう.主観ショットになってしまうとイチいちボヤケさせなきゃいけない……ってんで一工夫した)


ってのが理由かどうかは知らないが,この話では主観ショットをかなり丁寧に使っている気がする.

メガネをかけたあとの主観ショット

Aパートの最後でメガネをかけるまでは,主観ショットはほとんど呂蒙だけで,全部ぼやけてる.
まぁこの話の主人公は呂蒙だし,普通そうなるもんなんだろうけど.


Aパートの最後でメガネをかけた時の主観ショットはこんな感じ.

メガネかけたからボヤけてないけど,ちゃんとまっすぐカメラ目線で背景にエフェクトまでかかってる.
ここまでキャラクターがカメラ目線で話てくれてなかったってのもあって,このショットは印象的.


呂蒙は,ボヤけてない視界で孫権を見ることができたってので感動してるけど,視聴者は,ようやっとカメラ目線で話てくれたキャラってんで感動してる.

Bパートからの主観ショット

この辺から主観ショットが多様され始める.メガネしたからね.

呂蒙から孫権を見たショットは主観っぽい.でもまだ孫権から見た呂蒙はズレてる感じ.(Bパート開始から2分後ぐらい)



これは主観ショット云々とは違う話だが,触れたい.
このライトが変な風に当たったり,背景が遊び始めるのは,ここら辺で二人がどんどん仲良くなってきた・心が通わせられるようになってきたって演出である.
要するにふたりとも同じことが考えられるようになってきたというか,同じ空間・感覚を共有できるぐらいに仲良くなりましたよってことを表している.


で,この演出があったあとで

二人はベッドの上で愛の告白をします.
もう主観ショットの連発.
呂蒙から孫権孫権から呂蒙……双方の主観ショットがコロコロと入れ替わる.
もうね.エロイ.