創作に対する外的圧力 規制と要請と抗議

漫画、テレビアニメ「NANA」の喫煙描写に対する抗議文と要請 日本禁煙学会
漫画,テレビアニメ「NANA」において目に余る喫煙描写を直ちに止めることを要請します.
ご回答を2006年6月30日までにお願い申し上げます.

こーゆー創作に対する圧力に対して,どーいった態度をとればいいんだろうか?
というのも,下みたいな記事を読んでちょっと違和感を覚えたからだ.

マンガやアニメでの喫煙シーンの是非 - NATROMの日記
平成18年に、日本禁煙学会は、漫画およびテレビアニメ「NANA」の「目に余る喫煙描写を直ちに止めることを要請」した*1。読者が喫煙をはじめるきっかけになるという危惧はわかるが、それにしたって、日本禁煙学会の抗議はやり過ぎである。抗議文には、「ファッションの一つと誤解させる」「未成年者の喫煙が健康に及ぼす悪影響の深刻さをまったく認識していない描写」「多くのキャラクターが所かまわず喫煙している」とあるが、ファッションの一つとして健康への悪影響など認識せずに所かまわず喫煙するようなキャラクターを描くのは作家の自由であろう。日本禁煙学会としては、本気で喫煙描写を止めさせたかったわけではなく、喫煙の害について耳目を集める、あるいは喫煙表現を牽制することが目的だったのかもしれないが、それにしたってやり方が稚拙であった。

う〜ん……
別に日本禁煙学会は「表現の中の目に余る喫煙描写を規制してやる」と言ってるわけじゃないしなぁ〜
ただの「要請」だし.


まぁこの日本禁煙学会の人たちが,要請じゃ飽き足らずに,「規制しよう」といった動きに出てくるかも知れないから,早期に「表現の自由は守られるべき!表現を規制するな!!」って言いたいのかも知れないけど
別に,この要請自体は,「喫煙するようなキャラクターを描く作家の自由」を規制しようとかそーいった類のものじゃないし.


俺なんかの感覚だと,こーゆーイチャモン(文句)は,読者アンケートとかブログとかで「あれはスパイ衛星じゃなくて宇宙ステーションだよ(メカ好きとしてはこの間違いは許せないな」とか「屋久杉じゃなくて松じゃねーか」とか「最近私の好きな○○くんが出てこなくてさびしいです.出してください」みたいなやつと一緒だと思うんだよね.
それに対して,「作家の自由が」とか言われると何か違和感がある.


あれかな,日本禁煙学会として文句言ったからいけなかったのかな?
よくわからん.

おまけ


俺にタバコを吸わせたのはジェット・スパイクが原因で

チェーンスモーキングをやりたくなったのは検死官ハラウェイのせいだし

マッチを(ry