エロ漫画と青年漫画の役割分担という仮説

ちょっと前に人と話したことを忘れないように残しておく．

話しの内容は，「最近のエロ漫画は，エロに行くまでが早いよね．そしてエロだけで終わるよね」ってことと，その原因について．

「最近のエロ漫画は，エロに行くまでが早いよね．そしてエロだけで終わるよね」ってのは，私個人がそう感じているだけで，90年代のエロ漫画とここ数年のエロ漫画をちゃんと比べたら，そんなに変わっていないかも知れないし，私が最近読んでいるエロ漫画と昔読んでたエロ漫画に偏りがあるだけなのかも知れない．作品数が増えたせいで相対的にストーリー重視のエロ漫画が少なくなっているように見えるだけなのかも知れない．
ただ私は，最近のエロ漫画に対して「ストーリーが無くなってきているなぁ」という感想を抱くことが多い．
男女が知り合ったら，すぐエッチしだして，「いくぅいくぅ〜♡♡」って言って，断面図が描写されて中だしして終わる．だけになっていると思ってる．
状況（シチュエーション）やキャラに多少の差異があったり，攻め方やエロ描写（おしっことかフェラとか）に違いがあるかも知れないが……

で，そうなってしまった原因は，「青年漫画がかつてエロ漫画の領分であったストーリー重視のエロを描くようになってしまったからではないか？」って話になった．

つまり，青年漫画で過激なエロが描かれるようになって，結果，ストーリー重視のエロを青年漫画がやるようになって，エロ漫画は純粋に「エロ」に特殊化した…という仮説．

年上ノ彼女 1 (ジェッツコミックス)

ユリア100式 1 (ジェッツコミックス)

暴想処女(1) (ヤンマガKCスペシャル)

こえでおしごと!(1) (ガムコミックスプラス)

いいなり!あいぶれーしょん (1) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ110-1))

さくらんぼシンドローム 1―クピドの悪戯2 (ヤングサンデーコミックス)

とかが，その象徴（過激化した青年漫画の）なのかも知れん…とも思ったが，この辺の漫画は昔からこんな感じだったような気もする．