分散データベース

スキーマ(schema)

データベースの構造であり、データベース管理システム (DBMS) でサポートされている形式言語で記述される。関係データベースでは、スキーマは関係 (表) と関係内の属性 (フィールド) 、属性や関係の関連の定義である。スキーマは一般にデータ辞書に格納される。スキーマはテキストによるデータベース言語のデータ定義言語 (DDL) で定義されるが、グラフィカルにデータベース構造を表したものをスキーマと呼ぶことも多い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9E_(%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9)

マルチデータベース

  • 異種データベース間結合機能
    • 既存データベース間に内在する新しい関係を抽出する
  • 既存データベースのマルチデータベースシステムへの接続機能

(http://nels.nii.ac.jp/els/110002722234.pdf?id=ART0003009530&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1240996658&cp= 関数型計算によるマルチデータベースシステムの問い合わせ処理方式)

  • 研究背景
    • 異種データベース間に内在する関係を反映させた連結による新しい価値の生成
    • 分散した多種多様な既存データベース群の永続的利用
    1. マルチデータベースシステムの構成
    2. データベース間連結の流れ
    3. 空間的計量モデルのアプローチ
    4. 計量モデル間のインテグレーション

http://www.mdbl.sfc.keio.ac.jp/project/mdb/index.htm マルチデータベースシステムにおける異種データベース間の 計量的連結方式

  • マルチデータベースシステムとは
    • 複数のデータベース管理システム(以下DBMSと略す)に格納した表を組み合わせ、仮想表と呼ぶ一つの表を定義し、システム利用者がこの仮想表に対して DBMSの操作言語であるSQLなどを用いることで、レコード情報の検索(SELECT)、更新(UPDATE)、削除(DELETE)、新規作成(INSERT)などの問い合わせ処理を行なうシステムのことである。
    • 従来のDBMSでは、実データを 格納している表に対して、複数の表を仮想的に組み合わすビューとよばれる概念がある。
    • マルチデータベースシステムの仮想表
      • 異なるDBMS上の表に対す るビューとして定義する。
    • マルチデータベースシステムでは、上述した仮想表に対して、従来のDBMSと同様に仮想表に対する操作権限をもつユーザや表操作権限の種別を対応づけ、仮想表に対するアクセス権情報の管理を行なう。
      • なお、ここでいうアクセス権情報とは、表、ビュー、および仮想表、に対して、DBMSもしくはマルチデータベースシステムのユーザが、どのようなSQL操作種別(SELECT、UPDATE、DELETE、INSERT)を行なえばよいかを対応づけた情報のことである。
      • 特に仮想表に対するアクセス権情報のこと を、仮想表アクセス権と呼ぶことにする。そして統合対象のDBMS上の表およびビューに対するアクセス権をDBMSアクセス権とよぶことにする。

(http://www.j-tokkyo.com/2002/G06F/JP2002-149468.shtml マルチデータベース統合システムのアクセス権管理方法)

  • マルチデータベースシステムについて
    • 独立に構築されたデータベース群を統合し、単一のデータベースのように共有するシステム

http://nels.nii.ac.jp/els/110002931472.pdf?id=ART0003281164&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1240995296&cp=

メタレベル・アクティブマルチデータベースシステム
  • 既存の受動的データベースシステムをアクティブデータベースとして利用することを可能
    • ローカルデータベースシステムのアクティブ化を最適化する
  • データ管理機構によって管理されていないデータ群を、既存ローカルデータベースとして利用可能にする
    • XML、WWW上のドキュメント、GPSレシーバ、モバイル端末上に格納されているデータ群がローカルデータベースシステムとして利用可能となる
  • ユーザからの問い合わせに大路て、接続するローカルデータベースを動的に選択することにより、ローカルデータベースシステム群を動的に連結する

(http://www.ieice.org/~de/DEWS/proc/2004/paper/1-A/1-A-04.pdf モバイルコンピューティング環境におけるユーザ情報の動的計量による能動的情報配信方式)

連合データベース(統合データベース) Federated DataBase

(http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/dw/jp/db2/ds/handouts/v72fed.pdf Federated DataBase(連合データベース)機能拡張)

  • マルチDBSに含まれるそれぞれのDBSを要素DBSと呼ぶ。マルチDBSには連合型のものと非連合型のものがあるが、非連合型のものは要素DBSが均一であることを要求し自律的な要素DBSを取り扱うことができない。
    • 連合型のマルチDBS=連合データベースシステム

(http://nels.nii.ac.jp/els/110002882563.pdf?id=ART0003205806&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1240997633&cp=)

  • federated database
    • 連結データベース《いくつかのシステムを連結して運用するデータベース; collaboratory の一形態》.

(http://ejje.weblio.jp/content/federated+database)

クエリルーティング

  • クエリルーティングテーブルを使って,クエリを転送していく

Skyline探索

  • 膨大なデータにおける情報探索の手法
    • 膨大なデータから「優秀」なデータ抽出を目的としている
  • Skyline探索の例
    • ビーチからの距離(x軸),宿泊費(y軸)の情報が格納されているホテルのデータセットが存在したとする.
    • このときホテルのビーチからの距離が近ければ近いほどよい(優れている)とし,宿泊費が安ければ安いほどよい(優れている)とする.
    • 優れているポイントが存在するホテルは報告される集合から除去(プルーニング)
    • 最終的にプルーニングされずに残ったポイントがSkylineポイントとして報告される.

(高次元空間におけるk+ Skyline探索)

k+ Skyline探索
    • Skyline探索で出力されるデータ数を調整できる

分散データベース

  • 出現の背景
    • スケーラブル
    • 必要な情報を必要なときに,必要に応じた形でデータを収集・操作したい
    • 通信費とレスポンスタイムの問題
    • 障害発生時の可用性
  • 求められる要件
    • 位置に対する透過性
    • 移動に対する透過性
    • 分割に対する透過性
    • 重複に対する透過性
    • 障害に対する透過性
    • データモデルに対する透過性
    • ハードウェアおよびOSから独立
    • ネットワークシステムからの独立
    • 整合性の保持

http://agrinfo.narc.affrc.go.jp/fs/cdrom/3syou/303st/t0301.htm

ネットワークデータ独立

  • アプリケーションレベルのAPIとデータ編成の分離
    • アプリケーションの修正なしにデータレイアウトの変更
    • (物理的)位置独立な名前付け
    • 宣言的記述

(ネットワークデータ独立に向けて http://www.dbl.k.hosei.ac.jp/~miurat/readings/Oct1204.pdf)




http://www.sigmod.org/sigmod/record/issues/0803/p05.articles-bonifati.pdf Distributed Databases and Peer-to-Peer Databases: Past and Present