咲 第4話の細かすぎて伝わらない演出について
毎回やたらと違う演出テイスト 咲-saki-第4話は「カメラワーク」 - stratoscopeでほぼ書きたいこと書かれた.
仕方がないから細かいことを書きます.(別にそんなに細かくないし,気づいている人は気づいていると思いますが
今回注目するところ
今回注目したいのは,OPが終わって,Aパートが始まってからの5分間(300秒!).
しかも,劇伴(音楽)に関してのみ.
言いたいことは,「登場キャラが増えるごとに音楽が賑やかになっている!」以上.(「登場キャラクターそれぞれに楽器が割り振られている」と言い換えてもいい)
10秒〜70秒:鍵盤楽器(登場人物:原村和,宮永咲)
しかし,この静寂も宮永咲の登場によって少し彩られていきます.
「きらきら〜」とか「しゃらら〜ん」みたいな効果音に加えて,鍵盤楽器のみの静かな劇伴がつきます.
160秒〜230秒:鍵盤楽器+弦楽器+打楽器(登場人物:原村和,宮永咲,須賀京太郎,片岡優希)
さらに,片岡優希が入って,鉄琴やパーカッションが加わります.曲調もそれなりに明るい感じに.
だいぶ賑やかになってきましたね.
まとめ
こんな感じで音楽の使い方にも意図があって,深く見ていくのが本当に面白い作品.
一人一人のキャラの個性を表していたり,みんなが集まることによって楽しい音楽になっていくところなんかも痺れるよね.
おまけ
染谷まこはこの300秒の間に出てきませんでしたが,原村和(自然音),宮永咲(鍵盤楽器),須賀京太郎(弦楽器),片岡優希(打楽器),竹井久(管楽器)のような役割がちゃんとあります.
Aパートの最後に使われだしたシンセサイザーがそれです.
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