ストライクウィッチーズをもっと楽しむために平行世界のお勉強

坂井三郎坂本美緒

右目の負傷&異常な視力

ストライクウィッチーズ - Wikipedia
坂井氏も戦闘中の負傷で右目が失明同然になったが、負傷回復後、終戦まで従軍している。

坂井三郎 - Wikipedia
彼の視力の良さを象徴する言葉に「昼間に星が見えた」という。

なにこの超人w

武藤金義(宮藤芳佳

放蕩オペラハウス
 一二機を相手に単機で挑み、四機を撃墜。空の宮本武蔵と呼ばれるようになった所以である。

武藤金義(宮藤芳佳)と坂井三郎坂本美緒)の関係

放蕩オペラハウス
 明るく人柄に優れ、短躯ながらも豪胆無比。坂井三郎が「真の強者、グレートエース」と賞賛し認める戦友で、同時にその際立った資質を見せつけられた氏に戦争終盤(右目の視力を失っていたことも手伝い)挫折感すら味合わせた。
 お互いを「キンちゃん」「サブちゃん」と呼び合うほどの仲であった二人はストライクでも早速仲睦まじくなっている。

一撃離脱戦闘法

第三話でミーナ・ディートリンデ・ヴィルケが口にする「一撃離脱では無理だわ!」という台詞.

エーリヒ・ハルトマン - Wikipedia
絶え間なく襲来するソ連軍相手に繰り返される出撃の中で、ハルトマンは自分の戦闘法に結論を出した。 「まず敵機の存在を素早く発見し、奇襲するために敵に悟られぬように可能な限り接近し、メッサーシュミットBf109に搭載された機関銃・砲で至近距離から機銃掃射をくわえ、最高速で離脱する」という、いわゆる一撃離脱戦闘法である。

坂井三郎 - Wikipedia
坂井は空中戦での必勝戦術は『敵よりも早く敵を発見し、有利な態勢から先制攻撃をしかけること』であり、これには視力が最も重要であることを繰り返し述べている。

このようにハルトマンと坂井が支持する戦闘法である.

死人が出ない理由

ウィッチーズ隊は死なないらしいんだけど,これにも元ネタがある.

坂井三郎 - Wikipedia
坂井には、僚機被撃墜記録が無い。これは簡単に達成できることではなく、他に僚機被撃墜の経験を持たないのはドイツのエーリヒ・ハルトマンぐらいである。
(中略)
飛行機を上手に操縦することが誇りであった彼の自慢は「ただの一度も飛行機を壊したことがないこと」、「僚機を殺したことがないこと」であり、撃墜スコアではないことは彼の著作に何度も書き記されている。

エーリヒ・ハルトマン - Wikipedia
戦後、ハルトマンは「僚機を失った者は戦術的に負けている」ことを教訓として指摘している。また彼は、妻への手紙の中で「自分は歴代最高の撃墜数よりも、一度も僚機を失わなかったことの方を誇りに思っている」と語っている。

一撃離脱戦闘法と同じく,やっぱりハルトマンと坂井が元ネタ.つかこの二人最強すぎるw

ゲルハルト・バルクホルン(ゲルトルート・バルクホルン

ゲルハルト・バルクホルン - Wikipedia
出撃回数1104回。撃墜数301機。これはエーリヒ・ハルトマンの352機に次ぐスコアであり、300機超えは歴史上でもこの二人以外には存在しない。

ハルトマンとバルクホルン

放蕩オペラハウス
 世界でただ二人の三〇〇機撃墜を達成した超エース。もう一人のリアル絢爛舞踏エーリッヒ・ハルトマンをして「指揮官として、友達として、仲間として、そして父親として、彼は私が出会った最高の人間である」と言わしめた勇士。

キャラ設定

放蕩オペラハウス
全ての部下に対して公平で、厳しく、そして優しい彼の人柄は多くの人望を集め、前述のハルトマンの言葉にも繋がるのだが、彼がエースとして開眼したきっかけというのも「部下に対する責任が発生してから」という見方が出来るかもしれない。

妹,クリス

第四話で出てくるゲルトルート・バルクホルンの妹,クリス.これはゲルハルト・バルクホルンの妻であるクリストルから来ている.

チャック・イェーガー(シャーロット・E・イェーガー)

史上初の超音速水平飛行

ストライクウィッチーズ - Wikipedia
イメージモデルは史上初の超音速水平飛行を達成したアメリカ陸軍のチャック・イェーガー

というエピソードは第五話でやった.

放蕩オペラハウス
 また、シャーリー同様パイロットになる前はレーサーをしていた……わけではないが整備兵をしており、自分でチューニングしているのはこれが由来しているのだろう。

リディア・ウラジミーロヴナ・リトヴャク(サーニャ・V・リトヴャク)

夜間偵察任務

放蕩オペラハウス
 正真正銘のストライクウィッチ。それが彼女である。なにせ実在した女性エースパイロットだし、実際に「夜の魔女」と恐れられていたのだ。

正直,このキャラは男の子にすべきだった……と思ってるw

サーニャとエイラの百合的関係

エイノ・イルマリ・ユーティライネンが同性愛者であったかどうか知らんが,「サーニャと仲良し」という設定にされた以上仕方がない関係性かも知れない.

リディア・リトヴァク - Wikipedia
乗機のLa-5のコクピット両側に愛称の「リーリャ」(百合)に因んだ白百合を描き込んでおり、それを「白い薔薇」と誤認したドイツ軍から「スターリングラード白薔薇」と呼ばれた。

サーニャ宮藤芳佳の誕生日

第六話でサーニャ宮藤芳佳の誕生日が一緒であるというエピソードがあるけど,これも史実.
武藤 金義は1916年8月18日生まれ.リディア・リトヴァクは1921年8月18日生まれ.

エイノ・イルマリ・ユーティライネン(エイラ・イルマタル・ユーティライネン)

未来予知

エイラの能力である「未来予知」の元ネタは

エイノ・イルマリ・ユーティライネン - Wikipedia
また、その間殆ど被弾したことのない「無傷の撃墜王」であった。7.7mm機銃弾を1発被弾しただけ(その1発も、翼にかすって塗装が剥がれただけ)と言われている。

放蕩オペラハウス
「私は敵の動きを先読みできるから、やられたりしないよ」
 いきなりストライク中の台詞だが、嘘でもはったりでも思い込みでもなく、本家ユーティライネンも「やられたりしない」のだ。
 彼が「ソ連の弾はエイノ・イルマリ・ユーティライネンを避けて通る……」と呪文を唱えていたなんて話はまったく聞いたことないが、彼が敵の弾を喰らったのは後にも先にもたった一度。一発や二発当たったところでどうということはない小口径弾が「かすって塗装が剥げた」だけである。……やはり背中に目があったり銃弾避けの魔法を使ったり心臓がビス止めだったり血管にガソリンが流れてたりしたのかもしれない(えー

という伝説から来ている.

ピエール・クロステルマン(ぺリーヌ・クロステルマン)

キャラ設定

放蕩オペラハウス
 外交官の家に生まれ、アメリカに留学してパイロットになる……とかもうこの時点で「おフランスなセレブ」イメージバッチリな人生の勝利者コースを突っ走ってるのだが、世の中は上手くいかない。祖国フランスが敗北したのだ。
(中略)
 ペリーヌもこれまたフランス貴族の令嬢ど真ん中なキャラであり、フランスイェーな意味で通じるものがある……のだが別にピエールは高飛車なんてこともなく、むしろとりわけ豪胆でもなければ冷酷でもないごく普通の青年な印象。ていうか湿った石炭や薪で暖をとる為にガソリンをかっぱらうのが日常茶飯事だったのだが、うっかりガソリンをぶっかけ過ぎてストーブが爆発、ドリフ状態になったりとオチャメだ(えー
 なんかペリーヌも気取ってるつもりが大失敗するギャグ要員の第一人者になりつつある気がしてならない(笑)

坂井三郎との関係

なぜか知らないけど,作中でぺリーヌ・クロステルマンは坂本美緒を異常にしたっている.
この二人の共通点は,戦記を書いて大ヒットしたところ.(wikiで見るかぎり,この二人以外の登場人物たちは本なんか書いてない)

坂井三郎 - Wikipedia
戦後は印刷会社を経営するかたわら、海軍時代の経験をふまえ、太平洋戦争や人生論に関した本を多数執筆した。代表作となる戦記『大空のサムライ』は各国語に訳され、世界的ベストセラーとなった。

ピエール・クロステルマン - Wikipedia
戦後、自身の体験をつづった『撃墜王』、『空戦』はベストセラーとなり、後には下院議員にも選出された。

もしかしたら,これらの著書でピエール・クロステルマンは,坂井三郎について触れているのかも知れない.



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