ブログはつまらなくなった…とか
読んでもつまらない 「ブログ」はもう終わったのか井上トシユキさんに聞く(上) : J-CASTニュース
「一億総ブロガー」などと言われ、誰もが日記感覚で書く空前のブームが起きている中で、最近はブログを読むのがつまらなくなったとか、ブログなんか終わりだとか、そんな話を聞くようになった。
(中略)
日本のブログは「始まりから終わっていた」んです(笑)。
だそうです.う〜ん,わからない.
「最近はブログを読むのがつまらなくなった」とする理由が『日本のブログは「始まりから終わっていた」』なのか?いきなり意味が解らない.
これは,「最近つまらなくなった」ではなく「昔からつまらなかった」と指摘していて,「最近つまらなくなった」と言っている人に対して,「目が腐ってるよ」と忠告しているのだろうか?
『「ブログ」はもう終ったのか』に対して,『日本のブログは「始まりから終わっていた」』…何この「俺は最初から最後までクライマックスだぜ!」みたいに良くわからん台詞は.
アメリカ式ならば面白いのか
草の根からメディア化したアメリカとは違った?
(中略)
日本では(中略)ブログをビジネスとして拡大したい、ブログ界隈で主導権を取りたい人たちなどによって「ブログこそ次世代メディアだ」と煽られてしまった。
アメリカのトップブロガーは実名を出し、自分で取材や調査をしていますが、日本のブロガーは基本的に匿名での論評が多い。
正直アメリカのブログと日本のブログが本質的にどこまで違うのか良くわかっていないが(アメリカの一番上のほうのblogと日本の下のほうのブログを比較して,「日本と違う!」と言っているだけではないのか?とか)
仮に,日本のブログがアメリカのblogと違ったとして,『ジャーナリズム』として使われていれば,ブログが「つまらなくない」のかは不明です.
そして,「blog」という概念を「ブログ」として輸入する段階で違えてしまった(ブログはもう終わったのか)という指摘もあるし,アメリカと日本では「ジャーナリズムのあり方」そのものだって違うだろう.
単純に「アメリカ式のblog」ではない!だから「日本のブログ」はつまらない!と言ってしまうのはかなりつまらない.というか,全く新しい指摘ではない.「匿名だからつまらない」とする理屈も新しい指摘ではない.
啓蒙活動だったとしても,はてブで総スカンを喰らうようなエントリなら無い方が良かったのではないか?
本当につまらない.(大事なことなのでry)
「昔は面白かったが,最近つまらなくなった」
先のエントリははてブでも指摘されているように,何を言いたいのか良くわからないのだけれど,とりあえず多くの人が「昔は面白かったが,最近つまらなくなった」と感じているとして,つまらなくなった原因をつらつら考える.
単純にブームが過ぎただけ説
今も昔もブログで書かれている内容はそれほど変わっていないのだけれど,『日本のブログは「始まりから終わっていた」』なんて考えている人たちにとっては,市場としての魅力や,目新しさが無くなり,ブームが過ぎたからつまらなくなったと感じているだけ.
昔は実名ブロガーがたくさんいた説
mixiの事件で実名でブログを書く人が減ったからつまらなくなったと言い張る.