「PCひとつでレイプの情報が楽しめる。『頭の中のレイプ』が新鮮さを奪った」

Expired
なぜ若者が海外に出ないのか――。推進委の沢辺宏推進室長は「PCひとつで世界中の情報が楽しめる。『頭の中の旅』が新鮮さを奪った」とみる。

これに対して,ネット側は

Expired
「年収200万円以下が1500万人じゃ無理もない。ラブホテルさえ行けない」「(海外へ行かないのは)経験の有無じゃない。テレビやネットで見られるからでもない。もう、憧れがないからだ」「『若者の〇〇離れ』というが、クルマ、プロ野球、テレビ、理系、パチンコ、CD(レコード)、結婚などすべて、 30年前の価値観だ」

と反論しているようだけど,「ネットのせいで海外旅行離れが進んだ」という考え方は認めちゃったほうがよいのではないか?
この彼ら(ネット民ではない人)にとって,都合の悪い『ネットの効果』を認めたとしても,流石に「ネットのせいで海外旅行離れが進んでいる!だからネットを規制しよう!」とか「ブログに観光地の写真をアップロードすることを禁止させよう」とか「Google Earthの使用を監視しよう」といった話にはならないだろうし,ネットにとって不利になるようなことは一つもない.
いや,むしろ,この「PCひとつで世界中の情報が楽しめる。『頭の中の旅』が新鮮さを奪った」という理屈を上手く活用していったほうが良いのではないか?

「PCひとつでレイプの情報が楽しめる。『頭の中のレイプ』が新鮮さを奪った」

最近,また

http://yaranaika69.blog88.fc2.com/blog-entry-488.html
村の公園で遊んでいた少年5人が女児を林に誘い込み、リーダー格の少年がインターネットで見た乱交パーティーの真似事を持ちかけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000123-jij-int
韓国メディアは30日、南東部・大邱市の小学校で、男子小学生がインターネットやケーブルテレビなどで見たわいせつな映像をまねて、年下の女子児童を集団で日常的にレイプしていたことが分かったと報じた。

といった「ネットのせいでこんなことに!だからネットを規制しよう!」とノタマウ団体の餌となりそうな事件が起きているけれど

むしろインターネットが普及すればレイプは減るのではないかという話
インターネット・ポルノの時代となる。その売り上げは三大ネットワークであるABC、CBSMBCの売り上げの合算額を超えるに至っている。これによって、事実上、未成年もポルノ漬けになっている。

さて、米国でインターネット普及率が最も低い4つの州で、強姦発生率は1979年以来の25年間で53%も増えたのに対し、インターネット普及率が最も高い4つの州では、強姦発生率は27%も減っていることからも明らかなように、ポルノが普及したからこそ、強姦が少なくなったのだ。

といった具体的な数字を示し,「ネットによってレイプ事件が減少した」と説明する見方にも説得力が出てきた.
これに便乗して,沢辺宏推進室長の発言をアレンジした「現在のレイプ犯(若者)たちは,PCひとつでレイプの情報が楽しめる。だからわざわざ危険を冒してまで,面倒くさいリアルのレイプなどせず,『頭の中のレイプ』で満足している」という考え方を推してみるのはどうだろうか?