今期の面白いアニメを紹介する:『大江戸ロケット』

久しぶりに優秀なギャグアニメ登場です。
懐かしいキャラクターがいっぱい出てきて、そういう意味でも面白いし(みなもと太郎だわっ)、純粋にギャグだけでも面白い。
アニメが作られる過程を意識させるギャグが多く、最近漫画でも見なくなってしまった”メタ的な笑い”をやってくれる。
懐かしくもあるが、もう何年も見なかった手法であるためか、斬新さまで感じてしまう。
(漫画でいう「紙の上に墨で描いている」ということまでギャグにするという手法。所謂70年代から80年代ごろにあった”物語の解体”というテーマ)

もちろんギャグだけでアニメを作れる時代は終わっているので、一本筋の通ったストーリが組まれているけれど、そのストーリも十分に面白い。
心意気と根性で作られていて、それを優秀なクリエーター達の経験と技術によりハイエンドな商品に仕上げる職人的な上手さを味わえる作品。

原作は劇団☆新幹線の人気舞台『大江戸ロケット
外部リンク:劇団☆新感線の人気舞台『大江戸ロケット』がアニメ化!! (http://www.famitsu.com/anime/news/2007/02/08/681,1170934308,66873,0,0.html)